いつでも気軽に遊びに行ったり、ママたち同士が交流できるように、部屋や園庭が開放されている保育所や児童館です。仙台市内の認可保育所に22ヶ所、児童館・児童センターに7ヶ所あります。気軽に相談や育児講座なども受けられます。
各保育所で内容、日程などが異なりますので、必ず確認してください。

「おひさま組」という名前の長命ヶ丘保育所地域子育て支援センター。晴れた日は保育所の玄関から入り園庭を通って、雨の日は保育所の中を通って自由に利用することができます。お部屋の利用は、月曜日〜木曜日は9時〜12時、13時30分〜15時30分。金曜日はお弁当を持参しての利用が可能で、9時〜15時30分となっています。

転勤族の利用が多く、普段は少なくて５〜６組、多い時は２０組位の利用があります。特に第１子の乳幼児親子の利用が多いとのこと。

泉区内の支援センター・支援室、近隣の公立保育所や児童館などの活動紹介等を載せた通信は、年に数回発行しており、区内のさまざまな子育て支援の情報を得ることが出来ます。また、泉区内の子育て支援センター持ち回りでのびすく泉中央でイベントを行うなど、連携事業にも積極的に取り組んでいます。

　年7回開催している申込制の「すくすく育児講座」。最終回の 「絵本講座 『絵本大好き！』 」 には、0〜2歳児の親子7組が参加していました。 長年この講座の講師をされている 「泉手をつなぐ文庫の会」の千葉慧子さんは、講座へ来るお子さんたちとのふれあいを楽しみに保育所を訪れてくださっているとのこと。

　持参した絵本を数冊読み、実際に触れてもらったり、子どもの集中力の状況に合わせて、わらべ歌を唄いながら、ママの膝に乗せたり抱っこしたりしてスキンシップを図ったり、温かい和やかな雰囲気の中、１時間という時間があっという間に過ぎました。 「本で遊ぶことが読むことにつながる」「大人が好きでない本は子どもにはわかる」という千葉さんの言葉がとても印象的でした。

また、3年前から訪問子育て支援事業を行っているのがこのセンターの特徴の一つ。担当職員や主任保育士、栄養士が相談にあたっているとのことです。支援センターまで出かけられないママたちにはとても心強い存在です。

仙台市メール配信サービスに登録している方向けに、青葉区・泉区限定で月１回情報発信をしており、イベントの周知につながっているとのこと。特に 「すくすく離乳食＆幼児食講座」 は毎回大人気！申込初日で定員になってしまうほどです。講座は全て1対1の託児付きなので、ぜひ気軽に参加してみてください。